ふと思い出した。 オリックスで働いていた時に結構怒られたな〜〜って。
で、今の自分が相手に対して許せない言動や態度って、その時に怒られた経験がもとになっているということが最近わかって妙に納得してしまった。
とはいえ僕は、社会人3年目までにしょうもないことで怒られたお陰で、今はしょうもないことをしない意識ができるようになった。
でも周りを見た時に20代後半になっても、しょうもないことをしてしまう人が多い。本当に多い。その意味では20代前半で指摘して頂いたお陰だなって思うし、感謝しないとなあって感じる。
先輩に営業で同行する時に言われたこと
一番記憶として残っているのが、営業同行の依頼をする時にあった出来事。
社会人2年目の時、売上げ数十億円、30年間無借金企業の副社長に対してアポイントを取ることができた。しかも、決まったらかなり大きな額になる取引だ。
当時、サービスの提案が結構ややこしい仕組みだったので、専門部署の先輩に同行を依頼した。メールで「OOという日で同行をお願いしたいのですが、よろしくお願いします」という内容で送った。
すると返信でこう返ってきた。
「会社の概要の説明がないし、経緯報告もないし、誰にアポイントを取ったか?っていう情報もないのに依頼するってどういうことだ?失礼だろ。自分1人で行きなさい」
つまり同行依頼するのに、日時と場所と要件を送っただけで、その他の営業するにあたって必要な情報を省いた。
それに対して、先輩はキレたわけだ。 (当時、そのサービスが急拡大していて超忙しかったのもあるが、、)
結局、僕一人で訪問したのだが、、、あえなく失注した。
ただ、その後に先輩に謝罪して、副社長に再度アポを依頼して提案したところ、その場で受注した笑。
その時に相手に対してお願いするってどういうことか?っていうことを深く考えさせられた。と同時に、お願いに限らず相手がどういう気持ちになるか?ということを考えることの大事さを痛感した。
礼儀とかマナーは教えてくれるのは若いうち
今思い返してもヒヤヒヤした出来事だったが、本当に経験してよかったうちの一つだ。オリックスは大手企業で古い体質が残る会社だったが、上の人に対する接し方は厳しく、それは今でもすごく勉強になったと感じている。
逆にそういう経験をしないまま、礼儀とかの重要性を感じない20代を送ってしまうと、いざ30代になったときに誰も指摘くれないしそれを見て相手は黙って去っていくだろう(僕の場合は25歳以降の人には指摘しないが)。
実際、時間やメールなどの返信や納期を守らない人はたくさんいるし、ギャグではないのか?って思ってしまうような言動を取る人もいる。 (約束した時間に来ないどころか約束を連絡なしで破る、みたいな笑)
それは社会人3年目くらいまでであれば指摘されたり場合によっては怒られて反省することができるが、それ以上になると人間性を疑われかねない。
それなので、知識つけたりスキルを上げることはもちろん大事だが、まずは土台の部分をちゃんと固めておくことを意識するといいと思う。 というより若いうちはスキルや知識の差はどうせそこまでつかないので、そこでぜひ差をつけていくといいのではないだろうか?
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