人間は誰しも、イメージというものを持って日々を過ごしてる。その理由としては完全に仮説ではあるけれど、脳を無駄に消費しないためだろう。
もし出会う人が全て初対面で先入観が全くない状態で対応をしていたら、かなり脳に対して負担をかけることになるし、人間の学習という動物の中でも最も優れた機能を使わないことになるからだ。
ただ、当たり前のことかもしれないけど、完全なものではないということだけは認識しておく必要がある。なぜなら、時代は変わるって昔は非常識だったものが常識になるということは往々にしてあるし、例外というものも存在するからだ。
ということを考えた時に、定期的に自分が条件付けにかかっていないか?ということや、ふとメタ認知して遠くから自分を眺めてみるというようなイメージをする習慣をつけることは大事ではないだろうか?
どのような条件付けが存在しているのか?
具体的な例を挙げると、例えば「国産」に対する信仰って結構強くないだろうか?国産=安心、安全というイメージがあるが、実は海外の方が基準が厳しかったり、質が高いということは往々にしてある。
つまり国産のイメージがいいのは条件付けに他ならないと思っている。
またテレビゲームをたくさんやると頭によくないということも思われがちだが、正直、ずっとスマホをいじったりテレビの洗脳を受けるよりは、テレビゲームの方が全然マシではないだろうか?
ということなど、世の中のイメージというのは、ある特定の人たちの利益のために作られた幻想ということも言い換えることができると考える、。
つまり誰かの意図によって、そういうイメージを作るように仕掛けられているケースもあるということだ。そういうことに気がつかないと、どんどん自分自身の考える力が衰えるだけでなく、仕掛けている側の人たちのいいように誘導されることになる。
知識武装をすることを心がける
じゃあ、どうやったら条件付けから外れることができるか?というと、条件付けを外してくれる環境や知識をつけることだと思っている。
そのためには社外の人と会ったり、読書をしたりすることが有効だろう。特に読書は自分では独力で得ようと思ったら膨大なものになる知識を集約してくれているので、凄く効率がいい。
また海外のメディアなどに触れることもかなりオススメかもしれない。多面的な見方を自分がみることで、色々な価値観に触れることや情報の偏りを防ぐことができるからだ。
兎にも角にも自分の環境を変えること以外に条件付けから外れるようにすることはできないので、ぜひこの点について意識をしてもらいたいものだ。
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