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執筆者の写真Shunta Takahashi

梯子のかけ違いは一生の後悔を生む

「どんな経験も意味がある」っていうことについてどう思うかというと、僕としては確かにその通りだとは思う。


でも遠回りしなくてもいいことをわざわざ遠回りするほど人生は長くはないということも同時に思ったりしている。つまりどうせだったら知っておきたいことは、なるべくなら早く知った方がいいということだ。


なぜなら、人間は無限の可能性を持って生まれてくるけど、歳とともに可能性が小さくなっていくから。


だから梯子のかけ違いというのは、下手をすると一生の後悔になりかねないので、その点について意識して人生の選択をするということが大事なのだ。


プロの世界は10代で決まる


例えば5歳の子供が将来、プロ野球選手になりたい!って思ったとしても全然可能性がある

よ!って言えると思うが、29歳で野球もやったことがない人間が、これからプロ野球を目指すわっていうと痛い奴になる。


また社会人2年目の人が営業向いていないからエンジニアになるわ!っていうとしても不思議ではないけど、社会人20年やってきた人でずっと営業しかしてこなかった人が、営業向いていないからエンジニアになりたい!って思ったとしても未経験で雇ってくれる会社なんかないだろう。


転職できたとしても営業に関する仕事になるのではないだろうか?

つまり人の人生の選択肢というのは時間と共にどんどん少なくなっていくのである。

だから僕たちは自分が掛けた梯子の先にあるものが果たして本当に欲しい未来なのかどうか?ということを常に考えておくことが大事なのだ。それを意識するだけでも、大きな判断をする時に長期的に正しいことを選択できるようになるし、「とりあえず〜」というような軸で物事に着手することはなくなるだろう。


20代のうちはいろいろと試行錯誤しても、30代でそれは流石に、、、


なので20代のうちは下積みの期間だ!ということを決めて、様々な物事に触れていき、自分がなりたい方向性を模索していくというのはいいことだ。


でもそれを30代に突入してからも迷走していると、結局何もスキルのない中途半端な状態になってしまう中で将来の選択肢がなくなっていく。しかも自分は色々なものに模索している中で、20代のうちからフィールドを決めた人間は既にスタートを切っているので、その分差をつけられてしまっていることを認識しておいた方がいいだろう。


29歳でエンジニアで頑張るのはいいかもしれないが、10代からプログラミングをしている人がいることをちゃんと理解して努力することだ。


あと、自分の方向性が決まる過程だが、好きかどうかよりも得意かどうかという選択した方が見つかる可能性が高い。好きなものが社会で必要とされるビジネスではない可能性が高いし、自分の能力がお金をもらえるだけの才能を持っていない場合もある。


だから継続していて苦ではないということを見つけて、それをやっていく中で好きになることを目指した方がいい。


僕自身も最初は営業は別に好きではなかったし、今の仕事もやりたくてやっていたわけではない。でも一生の仕事にするって決めることができるほどライフワークになったのは、嫌いではなかったのに加えて真剣にやり続けていたからだ。


だから、もし感覚的にこれかな・・?と思えそうなものがあれば、より良いものを探すのではなく、そこに狙いをつけて継続した方がいいということだけ最後に注意しておく。


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