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執筆者の写真Shunta Takahashi

人生のサンプルはどれくらいありますか?

皆さんの周りの人を想像してもらいたのだが、キャリアで悩んだり人生を大きく転換したい!っていう人はどういう行動をとっているだろうか?

おそらく20代の人であれば圧倒的に多いのが「転職」だ。


転職すれば今までとは環境が変わるから、人生の転機になるかもしれない!って感じてしまう。ただ何度も転職している人から見ればそれが幻想であるということは想像に易いだろう。


だって年収は多少変わるかもしれないけど、いうて100万円前後くらいだし、

仕事の内容は変わるかもしれないけど、いうて業種が変わらなかったら仕事の本質は一緒だし、


一緒に働く人が違うって思うかもしれないけど、いうて給料を貰って働くというマインドの人だから、振れ幅でいえば誤差でしかないからだ。

(まあ多少の例外はあれど、人の24時間を使って稼ぐ人と自分の24時間を差し出してお金を貰う人のマインドの差は企業文化とかの比ではない)


ちなみに僕は別に転職を否定するわけではないし(実際に自分もしてる)、場合によっては転機になるかもしれないということは同意するが、僕がここで言いたいのは人生のサンプルが少なすぎるぞ、っていうこと。


もっと色々な人生があるし、そもそも自分の視野を広げることを意識しているのか?ということを問いたい。


認識にないものは欲しいとも思わない


当たり前だが人間は概念にないものは見えないし、欲しいとも思わない。


江戸時代の武士に携帯電話は欲しいですか?と聞いたら「別にいらない」っていうと思う。スティーブ・ジョブズが市場調査をしないのは有名な話だが、結局、人間は自分のニーズを理解していないし、実際に自分の頭の中にある知識と経験でしか、語ることはできない。

そう考えたときに20代でやりたいことがない!って思う人が多いのは当たり前だ。だってサンプルが少なすぎるから。


僕も大学時代にあった選択肢は①サラリーマン、②起業家、③専門職、④フリーター、くらいだった。


さらに②は絶対に無理だと思っていたし、③は死ぬほど勉強してまでなりたい仕事はなかったし、④論外、だった。つまり①のサラリーマン以外に生きていく方法を想像することができなかった。


でも実際に色々な本を読んだり、視野を広げることを日々していく過程で、もっと自分には多くの可能性が残されていることを知り、また海外での事業の展望や10年後、20年後を考慮した結果、今の仕事に取り組んでいる。


色々な人の人生を擬似体験をしとけ


また人生の荒波を乗り越えた人から実際に話を聞いたり、起業家の本をたくさん読む過程で自分自身のマインドは少しずつ変わっていく経験をすることも凄く大事だと思う。

多くの人は「失敗したら終わりだ」、「お金が減ったらどうしよう」みたいな理由で落ち込んだり、不安になったりしてしまうが、僕は今どう思っているか?というと「で?」という感じ。


20代前半から、バブルの時に50億円の借金して20年かけて返済した人や、アメリカで病気になって5000万円の医療費を払った人など、意味不明な人をたくさん見てきたので、頭のネジがぶっ飛んだのだと思う。


だって自分が取れる最大のリスクなんて数百万円の借金くらいだ(なぜかということを知りたければ銀行に行って融資のお願いをしてみればいい)。

つまりどんなに人生のドン底に落ちても、健康な身体さえあればいくらでも這い上がれる。

ということを考えた時に、今の自分程度に不安とかを抱えるだけの器がないということがわかる。


でもそれを教えてくれたのは人生のサンプルをたくさん見てきたからだし(極端なサンプルだけど)、そういう人をよく観察して血肉にしてきたからだと思う(血肉にできず便に流すようなもったいない人も多い)。


だからこそ、改めて主張したいのが、社会人1年目とか2年目でやりたいことがないっていうことを言っている時点で、自分の視野が狭いっていうことに気付いた方がいいんじゃないか?っていうことだ。

ということで、ぜひ参考にしてもらえればと思う。


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