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執筆者の写真Shunta Takahashi

法人の成功要因の中に、個人が成功する要因を見出すことができる

社会人になってから薄々気づいていたことではあるけど、個人も法人も同じ「ヒト」という人格である以上、うまくいくエッセンスという部分においてすごく共通する点が多い。

例えば企業の理念やミッションが明確な企業は従業員の満足度が高く、長期的に成長し続けることができるケースが多い。ということは、自分自身の人生におけるミッションを作った方がいい。

また企業のブランディングやマーケティング戦略、競争戦略も自分のキャリアやブランディングを構築していく上での考え方に応用することができる。

ということを考えた時に、「自分株式会社代表取締役CEO」という意識で毎日の選択や行動をすることが重要なのではないか?ということを感じるのだ。

今の時代のキャリアの築き方

ということを考えた時に、仕事のキャリアという点に着目すると、すごく面白いことがわかる。それは何か?というと不確実なことが多い時代においては多角化した方がいいということ。

20年前はGEに代表されるように選択と集中というのが流行り、不要な事業を切り捨てることがよしとされた。逆に多角化している企業は「コングロマリットディスカウント」という

ことで、投資家からは不人気だった。

それが今はHISが旅行以外の事業をガンガン展開し、トヨタでさえも車に捉われない発想で将来ビジョンを掲げている。

ということを考えた時に、今の会社員も一つの組織にどっぷりと専念するのではなく、ある程度基礎力がつけることができたならば、収入を多角化するべきなのではないだろうか?(ちなみに、企業でもスタートアップで多角化しても全てうまく行かないのと同様、個人でも一つの収入で柱を作れないのに多角化してもムリ)。

やっぱり一輪車よりも2輪車、4輪車の方が安定からね。

多角化する方法も一緒

じゃあどうやって多角化するか?ということについてだが、これも法人が参考になる。法人が多角化するケースはM&Aを除いて、基本的には隣の領域を攻めていくケースだ。

例えば、僕が在籍していたオリックスでは、リースを祖業として車のリースをすることで車両のメンテナンスのノウハウを学び、そこからカーシェアに展開した。不動産リースから運営方法を学んで水族館や空港を運営している。このように全く同じ領域ではないにしろ、隣の領域にどんどん移行するということをしている。

それなので、個人についても同様の戦略はすごく参考になるだろう。 またコロナ禍で好調な事業ドメインを見た時に、生活に根付いた商材というのは景気に左右されないということがわかる。

例えばスーパー、消費財、薬、ライフウェアとしてのアパレル (=ユニクロ)。 つまり欲しいものではなく、必要なものを扱っている企業はやはり景気に強い。ということを考えた時に、自分の収入の柱も給料としてももらっている企業が景気に左右される業界なのであれば、できる限り景気の影響を受けないものを作ることが大事だ。

多角化する理由はリスクヘッジにすぎないわけで、そう考えた時に究極のリスクヘッジは対極にある両方を得るということだ。

もっといえば海外から収入を得続けることができれば究極だ。 このように、人生の戦略を考える時には企業における戦略というのはすごく参考になるし勉強するべきことだ。

それを自分に当てはめていくことができれば、豊かさを手に入れることはできるのではないだろうか?




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