「運が良かった」ということをいう人が大体において抑えているポイントがある。それは時代のトレンドを掴むことができているということ。
つまり世の中が今後OOになる、というのを直観的あるいは理論的に判断して、そのトレンドに自分もあやかうという意識がすごくあるということ。
この点については本当に大事で、なぜならどんなに実力や才能があったとしても、それを発揮することができないから。波が来ないとプロのサーファーもお手上げのように、まずは時代の波を捉えるというのが全ての行動の前提として大事になってくるのではないだろうか?
Right place, Right timeという考え方
シリコンバレーでは、それを表す有名な言葉ある。 「Right place, Right time」というものだ。つまり正しい場所にしかるべきタイミングにいることがとても大事だということ。
シリコンバレーは世界でも最先端のテクノロジーが集結する稀有な都市で、非常に優秀な起業家が多く存在する。その中でユニコーンと呼ばれるような企業が誕生するのはビジネスモデルが秀逸だから?というと、そんなことはない。
実際にAirbnbとかもカウチサーフィンというサービスが先にリリースされていたし、iphoneよりもブラックベリーの方がスマートフォンという分野では先行していた。
でも、なぜこういった企業が他の企業以上に結果を残すことができたか?というと、タイミングに尽きる。
どんなタイミングか?というとテクノロジーの進歩と人々の求めるニーズが合致したタイミングだ。
iphoneがあれだけ爆発的に売れたのは、PC市場がある程度飽和した状態になったことに加えて、携帯電話の中にインターネット通信やタッチパネルのUIが気にならないというところまで技術が追いついてきたというのが背景にあるだろう。
Airbnbについてもスマホの登場でアプリ市場が出てきたタイミングで創業することができたというのは非常に大きい。
つまり、どこでいつ仕掛けるか?ということを考えることが大事なのだ。
それなので一個人としてキャリアを歩んでいく時には、そのようなマインドセットを持つということが必要になる。
優秀じゃなくても、ある程度の地位までいける
それは運の要素もあるけど、時代の流れを掴む嗅覚とそれを信じて行動する力が求められる。結局、行動しない人には何も起きないように、大きな変化を起こすにはチャレンジが必要なのは自明なことだ。
またチャレンジし続けてうまくいくケースと失敗するケースを積み重ねていくと、感覚的に自分の勝ちパターンというのが見えてくる。
だからシリアルアントレプレナーにはお金が集まるし、そういう人は成功確率をどんどん上げることができるのだ。
ということを考えるとチャレンジの対価として失敗はない、ということがわかると思う。
もし自分の現状に手詰まり感や閉塞感があるようであれば、とにかく行動する、そういう意識で常に前向きに進んでいく姿勢を持っていきたいものだ。
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