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執筆者の写真Shunta Takahashi

コントロールできること・できないこと

人間は生まれながらにして自分の意思でコントロールができないものがある。そしてそれを発信したり主張することはタブーとされている(特に日本で)

例えば、IQについて。親の頭脳は遺伝する(と言われている)。それは身長よりもはるかに遺伝率が高い。また躁鬱なども親から、その遺伝子を受け継いでいるかどうかも非常に大きな要素になっているという学術的なデータがある。


また生まれながらにして家庭が裕福かどうか、ということも自分ではコントロールすることができない。


これらのことを考えた時に人間というものは生まれながらにして不平等であるということがわかる。


どこに自分の意識の焦点を置くか?


大事なことはそれを受け止めること。そして、受け止めた結果として自分がどういう選択を日々とるか?ということを意識することが大事だ。


また上述に遺伝や生まれながらの環境はコントロールできないと書いたが、ただその差についてはトップ10%くらいに入りたい!と思うのであれば誤差でしかない。


100万分の1を目指すノーベル賞やオリンピックでの金メダルなどについては、努力でも届かない世界があるが、ビジネスの世界で結果を残したり、富裕層の入り口と言われる資産1億円程度であれば、平均的な知能や家庭でも自分の努力次第で十分手が届くレベルだと思う。


実際に僕自身がTOP10%に入っているかどうか分からないけど、家系で大学を出ている人は数人しかいないし、上場企業に勤めた経験があるのは家系で初めてだった。


それでも高校をトップの成績で卒業して大学でも特待生に手が届くところまでは成績を残すことができた。


会社員の時でもおそらく同期の平均的な成績よりも多少は結果を残すことができたと思う。

では僕自身は天才か?というと遺伝的なもので考えたらそれは絶対にない。

中学までは成績は下から数えた方が早かったし、集中力がないと先生になんども叱られた。

ただコツコツとやり続ける。諦めないしぶとさを持つ。それがあるだけで普通に結果は残せるのでないだろうか?


貧乏で生まれるのは罪ではない、でも貧乏で死んでいくのは罪だ


ということを考えた時に、僕が尊敬する韓国の大事業家の人の有名な言葉で「貧乏で生まれてくるのは罪ではないが、貧乏で死んでいくことは罪だ」という言葉がある。

この意味することは生まれはコントロールできないけど死に様は自分の選択次第だということを言いたいのだと思う。


人生で90年もあれば、最初の不平等な差は本当に小さな誤差でしかない。

ただそれを跳ね返す気力を持つか、最初からゲームに参加しないで外から眺めているか?ただそれだけの問題だと思う。


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